骨粗鬆症による骨折の予防を目的に放射線の被曝を伴わない超音波骨密度測定装置を設置しています。科学的なデータを提示する事によってご自分の身体の状態を目でわかる形で説明するよう努めています。骨粗鬆症は高齢者などのQOLを低下させる大きな要因となり、未病の段階で発症を抑えるために、その予防と早期発見が重要です。この測定により得られた骨密度の減少の度合いと自覚症状から骨粗鬆症あるいは骨塩減少症に陥っているか否かを判断しています。
骨粗しょう症の初期は自覚症状が少ないため、骨折してはじめて病気を自覚することも少なくありません。新しい骨をつくる働き(骨形成)と、古い骨をこわす働き(骨吸収)のバランスが悪くなることで、骨粗しょう症になります。特に、女性では、閉経による女性ホルモンの減少が最も大きな要因となります。閉経後、10年…20年…30年と、年を重ねるごとに骨がもろくなり、ささいな転倒でも骨折し、治療が長引きそのまま寝たきりになる恐れもあります。
骨量は年齢が上がるとともに減少するので、骨粗鬆症が多いのは高齢者であるのが一般的です。しかし、カルシウム不足の影響からか、若年齢層の骨粗鬆症やカルシウム代謝異常などが増加傾向にあり「若いから大丈夫」等の認識は注意が必要です。改善が必要な患者様には栄養摂取のアドバイスや運動方法などを指導させて頂きます。
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