漢方治療は奈良時代に中国から伝来したもので、現在の方剤の多くは江戸時代に確立された日本独自の伝統医療の一つです。「漢方治療は、漢方薬を飲むことじゃないの?」と考えておられる方も多くいらっしゃいます。正確には「ただ飲むだけ」ではないのです。患者様の身体の中で起きている、様々な矛盾は何か?を患者様とともに考えていきます。これが、漢方の考える未病の治療です。
漢方薬の原料は、産地や等級、育て方、使う場所(根か皮か)などで大きく変わります。成分が乏しく、本来必要な力が半分しか出せない、また添加物や香料が加えられ、生薬本来の味がわからなくなっているといったケースもあります。
漢方薬では有名な「葛根湯」を一例にとっても、薬効の高い「枝の部分」を使用しているメーカーはほとんどありません。生薬は字のごとく「生(なま)の薬(くすり)」ですから、合成薬と違って産地や使用する部位、加工方法によって効き目が大きく変わります。
患者様にお渡しする漢方は国産で厳選された生薬を使用しています。漢方エキス製剤は、煎じた液を乾燥して製剤化したものです。エキス製剤は品質が一定しており治療効果と安全性の優れたものを選択しています。粉薬が主流で、外出先にも携帯でき、服用も容易です。
西洋医学における薬で、身体を温める薬はありません。冷え症の方に身体を温める漢方を処方すると、立てなかった人が立てるようになることもありますし、こむら返りへの即効性が高い漢方薬もあります。日ごろの生活習慣や食の工夫で”冷えない身体づくり“を心がけ、根本的な体質改善で体調を管理しましょう。
祖父の代から3代にわたり受け継がれてきた60年以上の長い実績と信頼ができる医薬品のみを扱っておりますので、ぬり薬や湿布薬等の効果でお困りの方も是非一度ご相談下さい。ジェネリック医薬品では再現する事ができない素晴らしい効能をご提供致します。【 電話予約 : 0736-62-2826 】
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