受胎鍼治療のご案内

反復着床不成功・難治性不妊症・反復ART不成功例・反復体外受精・胚移植(ART)不成功例、習慣流産例などの症状でお悩みの方には、不妊に特化した特殊な鍼灸治療に加え「低出力レーザー治療」と深部の温熱効果が非常に高い「箱灸治療」および大学病院でも使用されている高出力の遠赤外線装置「サン・ビーマー」を使用した「受胎鍼治療」を産婦人科病院や不妊専門・IVFクリニックとの併用治療として行っており、女性特有の症状である血液のうっ血によっておこる循環障害など産婦人科領域の症状・自律神経系の症状・免疫系の不調に対して高い効果を発揮しています。


さまざまなストレスを抱える現代、妊娠したいと思っても西洋医学だけでは心身ともに妊娠しやすい状態を整えることは難しくなっています。西洋医学による不妊治療の成功率は通常20%~28%といわれています。当院には、自然妊娠を望まれる方はもちろん、高度生殖医療(不妊専門外来)を受診中の方も、鍼灸治療を併用する形で通院されています。鍼灸不妊治療では、自律神経のバランスを整え、自然治癒能力を高めることにより症状の改善やホルモンバランスを整える効果が期待できます。


逆子の胎児が経穴(ツボ)の刺激により胎位を変えるように、鍼灸の治療は女性生殖器にも働きかけることが出来ます。古来より、東洋医学には女性が妊娠しやすい身体にするという考え方があり、広く実践されてきた経験があります。米国生殖医療学会誌(2002年4月号)に掲載された報告によると、体外受精(IVF)を受ける女性160人を2つのグループに分け、一方に体外受精の際、受精卵を子宮に戻す前後に鍼治療を実施。もう一方のグループには、鍼治療をせず通常の体外受精を行った結果、鍼治療グループの妊娠率が42.5%に上がり、通常治療の26.3%を大幅に上回りました。


体外受精の妊娠率は、高くても3割程度とされていたので、これには世界中から鍼灸治療に関する問い合わせが殺到したそうです。さらに、2008年2月7日 英国医師会誌「British Medical Journal(BMJ)」オンライン版 に掲載された記事によると、体外受精(IVF)を受ける女性が同時に鍼治療を受けると、妊娠の確率が65%高くなることが予備研究によって示されています。確かな専門知識に裏づけられた不妊鍼灸治療で心と体を温めて、 "妊娠したい、赤ちゃんが欲しい"を応援します。


女性にとって、大切なことは施術の結果だけではありません。施術前や施術中に様々な不安や心配が生じます。女性の繊細な気持ちを察することが出来るのは、やはり同性の女性であることが必要と感じる方は少なくない様に思います。自律神経やホルモンのバランスを調えると共に自然治癒力をアップして、いきいきとした女性ライフ・子育てライフを楽しみましょう。漢方との併用治療を希望する患者様の医薬品は併設する漢方薬院にて対応させて頂きます。【 電話予約 : 0736-62-2826 】

川本接骨院

川本接骨院は昭和37年・和歌山県岩出市に開院致しました。大学病院や画像診断センター等の医療機関と連携し、日常生活やスポーツによる怪我や痛み、交通事故、労働災害に対する施術を行っています。附属施設として「鍼灸院・漢方薬院」を併設しています。お仕事などでお忙しい方も通院する事ができるよう日曜日も受付を行っていますのでお気軽にご来院下さい。