関西で数多くの結果を出している育毛鍼治療は、身体を害さず今ある髪に負担をかけない鍼で毛芽細胞を活性化させるため、薬の服用と違い身体を害さず、なおかつ毛が生えるだけでなく、毛が太く、力強い毛に成長させる効果が期待されています。ホルモンが影響する産後の薄毛、年齢によるホルモン減少に関わる薄毛にも育毛鍼は鍼の力で血流を集めながら毛が細胞を刺激するため、育毛にお悩みの女性にも効果が高く皆様から喜ばれています。女性特有の薄毛の特徴として、男性の場合は生え際が後退するパターンが多いのに対し、女性では頭頂部を中心にボリュームが失われるケースが目立ちます。分け目が広がりやすくなったり、髪の一本一本が細くなっていると感じるようであれば、早めの対策を実施することで、髪のボリューム低下を抑え、健康的な髪を取り戻す可能性を高めることができます。
近年、低出力レーザーによる薄毛(AGA)治療の効果として脱毛症の研究も進んでおり、低出力レーザー療法(LLLT)は、男性型・女性型脱毛症の進行を抑え、発毛を促す非外科的な治療法として期待されています。レーザー光と生体組織の相互作用は「光生物学(photobiology)」と呼ばれます。中でも、光によって引き起こされる化学反応や物理反応は、それぞれ「光化学反応(photochemistry)」「光物理反応(photophysics)」と分類されます。このような医療目的の光照射は、総称して「光治療(phototherapy)」と呼ばれます。なぜ、この630〜670 nmの赤色光で、なおかつ、低出力である必要があるのでしょうか?その理由は、この波長域の赤色光が、毛包(hair follicle)内の特定分子(主に酵素など)に選択的に吸収されることで、毛の成長や再生を促す生物学的反応が起こるためです。
この効果は、1967年、ハンガリーの科学者によって偶然発見されました。彼はマウスの皮膚がん治療にレーザー光を使用していましたが、剃毛したマウスの皮膚に照射したところ、通常よりも早く毛が再生されたのです。その後の研究で、赤色光が細胞内酵素「シトクロムC(cytochrome c)」に吸収されることが分かりました。これにより、遺伝子の活性化、細胞死(アポトーシス)の抑制、細胞の修復促進などが誘導されることが確認されており、脱毛が初期〜中等度の段階であれば、LLLTの効果が現れやすいことが報告されています。
当院では東京大学をはじめ全国78の国公立大学病院に設置されている「スーパーライザー」を使用した低用量レベル・レーザー照射療法(LLLT:Low Level Laser Therapy)を実施しています。スーパーライザーは光の中で最も生体深達性の高い波長帯の近赤外線(0.6μm~1.6μm)を高出力でスポット状に照射できる光線治療器です。深い患部まで確実に到達しますので、効果的に血流・血量を増加させ、痛み物質の除去による消炎効果や神経の興奮を鎮める鎮痛効果を期待することができます。現在では、その有効性と安全性から、多くの大学病院や医療センターに導入されています。
※ スーパーライザーから照射される近赤外線を繰り返し照射することで、星状神経節ブロックと変わらない効果が期待できます。スーパーライザーを星状神経節近傍に側方単回照射のみでは、麻酔注射による星状神経節ブロックを施術した時ほどの効果はありませんが、照射時間を症状により調節したうえで、1週間に1回から2回程度の両側同時照射を継続することで良好な成果が得られたと学会等で報告されています。レーザー照射による皮膚の刺激や痛み、その他の副作用・合併症もございません。LLLTレーザー照射療法 (低出力レーザー治療) のみの受療を希望される方もお気軽に問い合わせください。
女性にとって、大切なことは施術の結果だけではありません。施術前や施術中に様々な不安や心配が生じます。女性の繊細な気持ちを察することが出来るのは、やはり同性の女性であることが必要と感じる方は少なくない様に思います。自律神経やホルモンのバランスを調えると共に自然治癒力をアップして、いきいきとした女性ライフ・子育てライフを楽しみましょう。漢方との併用治療を希望する患者様の医薬品は併設する漢方薬院にて対応させて頂きます。
※ 当院では米国疾病予防センター(CDC)公表の「スタンダードプリコーション(標準予防策)」と呼ばれる世界基準の感染予防対策に取り組んでおります。感染症予防のため、鍼は使い捨て(ディスポーサブル鍼)を使用し、衛生法規に準じて徹底した安全・衛生管理を行っております。施術の際に使用する鍼皿も使い捨てを使用していますのでご安心下さい。完全予約制にて女性鍼灸師が担当いたします。【 電話予約 : 0736-62-2826 】
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