スーパーライザーは光の中で最も生体深達性の高い波長帯の近赤外線(0.6μm~1.6μm)を高出力でスポット状に照射できる光線治療器です。深い患部まで確実に到達しますので、効果的に血流・血量を増加させ、痛み物質の除去による消炎効果や神経の興奮を鎮める鎮痛効果を期待することができます。現在では、その有効性と安全性から、多くの大学病院や医療センターに導入されています。
【 対応症候 】
全身疾患
不眠症、更年期障害、ストレス、自律神経失調症、線維筋痛、起立性調節障害
皮膚疾患
帯状疱疹後神経痛、円形脱毛症、アトピー性皮膚炎、湿疹、難治性潰瘍、多汗症、やけど
外科疾患
捻挫・骨折・腱鞘炎・靱帯損傷による疼痛、関節炎、腰痛、頚肩腕症候群、肩関節周囲炎
頭部疾患
片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛、脳梗塞・顔面神経麻痺
口腔疾患
抜歯後痛、舌痛症、潰瘍性口内炎
耳鼻咽喉科疾患
突発性難聴、慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、メニエール病、めまい、耳鳴
スーパーライザーから照射される近赤外線を繰り返し照射することで、星状神経節ブロックと変わらない効果が期待できます。スーパーライザーを星状神経節近傍に側方単回照射のみでは、麻酔注射による星状神経節ブロックを施術した時ほどの効果はありませんが、照射時間を症状により調節したうえで、1週間に1回から2回程度の両側同時照射を継続することで良好な成果が得られたと学会などで報告されています。最近になり低用量レベル・レーザーによる薄毛(AGA)治療の効果として脱毛症の研究も進んでおり、低用量レベルレーザー照射療法(LLLT)は、男性型・女性型脱毛症の進行を抑え、発毛を促す非外科的な治療法として期待されています。
この効果は、1967年、ハンガリーの科学者によって偶然発見されました。彼はマウスの皮膚がん治療にレーザー光を使用していましたが、剃毛したマウスの皮膚に照射したところ、通常よりも早く毛が再生されたのです。その後の研究で、赤色光が細胞内酵素「シトクロムC(cytochrome c)」に吸収されることが分かりました。これにより、遺伝子の活性化、細胞死(アポトーシス)の抑制、細胞の修復促進などが誘導されることが確認されており、脱毛が初期〜中等度の段階であれば、LLLTの効果が現れやすいことが報告されています。LLLTレーザー照射療法 (低出力レーザー治療) のみの受療を希望される方もお気軽にお問い合わせください。
【 受付時間 】
月曜日~金曜日 午前9時~12時 ・ 午後3時~7時
土曜日・日曜日 午前9時~12時
【 お問合せ 】
TEL 0736-62-2826 (代表)
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